古備前焼は、平安時代から現代まで窯の火を絶やすことなく、常に日本の器市場に焼き物を提供していました。
そのため全国各地から、その当時の発掘品や出土品が確認できます。
遺跡によっては、滅びた年代や使われた年代が分かる物もあるので、それらから出土する古備前焼を分析することで、焼き物が作られた/使われた年代が判定できる特徴があります。
今回は、その中でも室町時代から安土桃山時代にかけて多用された「備前焼大甕」の埋没品から、それらの年代を探ってみました。
備前焼の大甕は、豊臣秀吉の棺桶として使われているとの伝承があるほど、戦国時代の日本の暮らしに密着していました。
当時の大甕の焼け肌や窯印から、戦国時代の古備前焼(桃山陶)の真実の姿に迫っていきます!
その貴重な姿形を、動画で公開していますので、ぜひお楽しみにご覧くだい!